子どもにも安心!日本茶スペシャリストがおすすめするノンカフェインの飲み物5選!

健康茶

常滑焼 急須

こんにちは、お茶活動家ちくわおとこ(@ryounokanousei)です!

 

最近、お茶を扱う職業柄、

お子さんをお持ちの方々と

飲み物に関してお話する機会が増える中で、

以下のような疑問をお持ちの方々がいらっしゃることを知りました。

☑子どもが飲んでよい安心な飲み物について知りたい
☑ノンカフェインの飲み物でおすすめのものを教えてほしい
☑逆に何がNGなのか知りたい
☑何歳から普通のお茶を飲んでよいのか教えてほしい
 
今回は、日本茶スペシャリストの資格を取得したちくわおとこが
こういったお悩みに
お答えしてみようと思います。

子どもにも安心!日本茶スペシャリストがおすすめするノンカフェインの飲み物5選!

まず、前提として、

 

刺激が強すぎるもの

嗜好性が高いもの

 

の2点に該当しないものを選ぶようにすべきです。

このどちらかに該当するものは、

発育上に悪影響を及ぼしたり、

幼いころから中毒性が癖づいてしまったりします。

 

遊び心の軽い気持ち、などで

後悔することの無いよう、

きちんと意識して飲食物を選びたいものです。

 

さて、ではお茶に関していえば、

ざっくりというと、

茶葉を使っていないお茶

であれば、原則カフェインは入っていません。

 

いわゆる、

健康茶

と呼ばれるカテゴリーのお茶です。

 

また、

水出しされるお茶

にも、カフェインはほぼ出ないと言われています。

 

それぞれ、具体的に見ていきます。

ノンカフェインドリンクの王道「健康茶」

おすすめの健康茶を4つ取り上げてみます。

最もポピュラーな健康茶!麦茶

麦茶は皆さんに最も馴染みのある健康茶ではないでしょうか。

麦茶のポイントは、なんといってもミネラルの豊富さ飲みやすさ

 

カリウムや亜鉛などのミネラルが入っており、ちょっとしたミネラル補給に

特にミネラルが不足しがちな夏場の飲み物としては最適です。

 

また、渋み成分であるタンニンもないため、すっきり飲みやすい味わいなのも助かります。

 

他にも血糖値を抑えるなどの効果もあり、大人も飲んでおきたい飲み物です!

 

注意点としては、カリウムは、塩分を排出しやすくする作用があるため、

塩分不足にならないよう食事での過度な減塩は、し過ぎない方が良いでしょう。

 

ここ数年で健康茶として人気上昇中!ルイボスティー

次にお勧めなのがルイボスティー。

一般的なイメージでは、

ルイボスという「茶葉」が存在しているように思っているかもしれません。

 

しかし、ルイボスというのはアフリカに存在するマメ科の植物なんですよね。

そのため、カフェインは含まれていません

 

ルイボスティーのメリットは、ミネラルが豊富でかつ、フラボノイドも豊富なこと!

 

フラボノイドというのは、抗酸化物質であるポリフェノールの一種です。

血管を若く保ち、免疫力の向上や、ストレス緩和に効果があります。

 

ただし、味に他のお茶にはない独特の風味があります。

お子さんの口に合わない場合もありますので、そこは要注意です。

 

肌や血行にも良い!黒豆茶

3つめにお勧めしたいのが、黒豆茶。

 

その名の通り、黒豆を使ったお茶。

ノンカフェインなのはもちろんのこと、

注目したいのがイソフラボン成分

 

骨からのカルシウム溶出を防いでくれる効果があり、

発育上も大変◎。

また、女性ホルモンに似た作用を持つことでも知られ、

お母さんの生理不順や、美肌にも一役買ってくれることでしょう。

 

味も癖なく、飲みやすいですし、実は個人的に健康茶の中で一番お勧め。

 

 

鉄分と食物繊維が凄い!タンポポ茶

最後に、たんぽぽ茶をご紹介。

たんぽぽのお茶!?と思った方は、あの花を想像するかもしれません。

 

けれども、実際にお茶で使用するのは、
その根っこ

 

特徴は、なんといっても豊富な食物繊維と鉄分です。

腸の調子を整えてくれ、女性やお子さんに不足しがちな鉄分も補給できます。

味に関しては、別名「たんぽぽコーヒー」と言われているように、

色が濃く、味わいもコーヒーに近い苦みを感じさせる風味があります。

 

コーヒーほどの強い味はないのですが、

こちらも、お子さんの好みがでるかもしれませんね。

 

水出しなら、緑茶でもノンカフェイン!

さて、最後は普通のお茶です。

 

ただし、水出しをしたもの。

 

実は、カフェインというのは熱によって溶け出す性質があり、

そのため水出しの場合はカフェインがほとんど出ないのです。

 

加えて、水出し茶でしか発生しないのが、

エピガロカテキンとビタミンC。

 

共に、免疫力を高めてくれる貴重な成分です。

 

ただし、カフェインに関しては、もちろん完全に出ないわけではないので、

お子さんに飲ませる場合には、のちに紹介する年齢を参考に、

幼いうちは薄めて飲ます方が良いかもしれません。

 

簡単な作り方は、別記事で解説しています。↓

旨みが際立つ!低カフェインな緑茶の水出し・氷出しの作り方
水出し茶の作り方、メリットをご存知でしょうか?この記事では、水出し茶と氷出し茶のメリットに関して説明しています。低カフェインな美味しいドリンクについて、ぜひご一読ください。

カフェイン入りドリンク以外で、NGな飲み物とは?

逆に、NGとして必ず押さえておきたいのが、

牛乳

です。

 

近年、牛乳は鉄含有量が少ない代わりに、

お腹を満たしてしまい他の食事を食べなくなってしまうため、

幼児の鉄欠乏症の大きな原因の一つとされています。

 

鉄欠乏症になると、

ちょっとの刺激ですぐに泣いてしまう

注意力が散漫になってしまう

などの症状が現れるそうです。

 

その点でも、健康茶で水分補給をした方が、理にかなっていますね。

 

牛乳に関して、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になります⇊

https://iko-yo.net/articles/1262

何歳からカフェイン入りの飲み物を飲んでよいの?

さて、お子さんは何歳頃から、カフェイン入りの飲み物を飲んで良いのでしょうか?

 

実は、日本では明確な基準が無い状態です。

 

子どもにカフェインを摂取させ経過を見る大掛かりな実験は、

倫理上の問題で行えていないそうです。

 

そのため、他国の事例をまとめた食品安全委員会の情報をみてみます。

 

カフェイン 何歳から

 

3歳頃から徐々に飲んで良いとされていますが、
3歳で体重当たり2.5mg~3mg。

 

ちなみに、温かい緑茶が100ml中20mlgとされていますから、
普通に1杯飲んで良いのは、体重が8㎏を超えてからが良さそうです。

参考までに、他のドリンクのカフェイン含有量です↓↓

カフェイン摂取量目安 ※食品安全委員会「食品中カフェイン」より

 

それまでは、健康茶や水出し茶で薄めたものなどが好ましいでしょう。

 

ということで、本日はノンカフェインの飲み物についてまとめてみました!

参考になれば幸いです♪

 

ごゆるりと。

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