なぜ「抹茶アイス」は安いのか?

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常滑焼 急須

そもそも抹茶って何なの?

 

ちくわ男
ちくわ男

皆さんこんばんは!

今日も気合一杯!ちくわおとこ(@ryounokanousei)です!

 

さて、最近よく見かける「抹茶」とつくアイスやお菓子。

結構手軽に入手できると感じたこと、ありませんか?

 

確かに、他よりは高い傾向があるけど、じゃあめっちゃ高いかと言われれば、
そこまでではないよね。

 

実際に、本来抹茶って

とても希少性の高いものなんです。

 

具体的には、以下の3つの特徴があります。

☑日光を遮って一定期間栽培した茶葉
☑新芽を使っている

☑石臼で引いている

 

上記の条件を満たした抹茶の生産量は年間約1300トンほど。

しかし、統計上では年間の抹茶生産量は年間4000トンと言われています。

出典:『おいしいお茶の秘密』

 

実はこの差2700トン、

本来の「抹茶」とは一線を画す物が使われているから出た差

なんです。

 

アイス等に使われる「抹茶」は、普通の番茶を粉砕した物!

では、それは一体どんなものなのでしょうか?

ズバリ、以下のようなお茶の葉です。

☑日光を遮っていない普通の茶葉を使用(=別名モガといいます)
☑新芽ではなく、9~10月の秋頃の番茶を使用
☑石臼ではなく、粉砕機で叩いて砕いていたもの 

そう、

本来の抹茶のルールなんて
何一つ踏襲されていません。笑

 

なので、特に書く本来の抹茶と比べて

安い。

決定的に違います。

 

共通しているのは、

茶葉を細かくした粉状のモノ

というくらいでしょう。

 

こうやって作られた”抹茶もどき”が、

「食品用抹茶」

「工業用抹茶」

といった名称で呼ばれることから、
実際に使われた商品には余分な言葉を取って、

「抹茶」

だけが使われているというからくりです。

 

 

抹茶アイス

抹茶クッキー

抹茶チョコレート

抹茶ラテ

・・・

 

これらは抹茶ではありません。

番茶なんです。笑

 

本物の抹茶を使ったものは、
めっちゃ高いでしょう。
たまにあるかもしれませんので、
見つけたらラッキー♪

 

本日は以上!

ごゆるりと。

 

 

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