1.Kindle Oasis(オアシス)をPaperwhite と比較した結論
今、このページを訪れたあなたは、こんな風に思っているかもしれません。
✔Kindle OasisとPaperwhiteを比較したら、コスパは悪いかも・・・
✔良いのは分かったけど、1万円以上価格差に対する価値はあるのか不安・・・
Kindle Oasisを買う価値はあります。
日を追うごとに読む本の数が増えてきているからです。
不満な点もあります。
Oasisだからこそ良かった機能が3つあったから
【理由2】
Oasisの不満点はPaperwhiteにもあるから
【理由3】
Oasisのおかげで、読書ライフが予想以上に変化したから
【理由4】
OasisとPaperwhiteの価格差を具体化して、価値があると分かったから
2. Kindle Oasis だから良い!と思う3つの機能
2019年7月時点で、Kindleシリーズが最新化されていますので、
その最新機能を比較してみます。
ここでは、上記の中でも、KindleOasisにしかない機能で、
読書体験が良くなったものを3つお伝えします。
2-1.大きい画面は、楽。
単純なスペックで見れば、Oasisは7インチ、PaperWhiteは6インチ。
まず、大きい画面の優位性は、漫画です。
漫画の絵が単純に大きくなって迫力を感じるのはもちろんです。
ですがそれ以上に、セリフ。
細かなセリフまで「ん~?」とならずにストレスがないのです。
これはおそらく、画面の解像度もOasisの方が高いことも影響していますよね。
そして、もちろん画面が大きい方が、通常の実用書などでも
文字サイズや行間を自分に読みやすいサイズにしても、
そこそこなボリュームを1ページで読めます。
たかが1インチ、されど1インチです。
2-2.自動明るさ調整で、寝るまで読書。
現時点で、Oasisにのみ搭載されている自動明るさ調整機能は、秀逸です。
なぜなら、これで僕の読書体験が新しくなったからです。
どう変わったのか?
ズバリ、眠くなるまで読み、そのまま寝れるようになったこと。
これまでであれば、寝るまで読んだら「ここらで終わるか」と思い、電気を消しに行って、布団に戻って寝る。
こんな流れが普通ではないでしょうか?
でも、Oasisであれば
部屋を暗くする→Oasisで読書する→眠くなる→読書止めて寝る
という形が実現でき、途中で眠気を邪魔しない、睡眠プロセスが実現しました。
もちろん、iPadなどのタブレットデバイスと違って、
ブルーライトカット機能もあるので目に優しい安心感があってこそです。
3-3.ボタン機能が、完全片手の読書を実現
ボタンは読書に革命的な変化を起こしてくれます。
Oasisにしかない2つのボタンは、ページを進めるか戻るか。
それだけの機能です。
しかし、シンプルだからこそ強力であり、使いやすいのです。
なぜなら、PaperWhiteどころか、紙の本でも実現できなかった
「完全な片手で読書」が出来てしまうからです。
PaperWhiteだと、片方の手で画面をスワイプさせないと進めません。
紙の本だって、片手で持ったままページをめくるなんていう技術は、
恐らくだれも持ち合わせていません。
Oasisだけが実現したこの機能で、本当にコーヒーを片手に読書ができますし、
お風呂に入りながらでも画面を濡らさずに読むことができるのです。
Oasisは、読書をより「手軽な行為」に変えてくれたのです。
3. Kindle Oasis の不満はあるが、PaperWhiteにもある
では、Kindle Oasis に不満点はあるのでしょうか?
3-1.PaperWhiteと単純に比較したら、何も不満はない。
ぶっちゃけ、Paper Whiteと比べた場合、ありません。
全くありません。
まあ、価格差があるから当然ですかね。
ただ、重さが気になる人はいるかもしれません。
Oasisが188g、Kindle Paper White が182g。
※どちらもWi-Fiのみモデルです
レビューを読むと1g単位で気にされている方がいましたが、
僕は全く気になりませんでした。
ちなみに、僕が今使っているスマホ「Galaxy note 10+」の重さは220gでした。。
3-2.Oasisの不満点はある
それでも、単体で見た場合には、やはり不満点はありますね。
僕が感じた不満点は下記の3点です。
✔大きな移動がしづらい
✔反応がまだ遅い
3-2-1.カラー本に弱い
これ、分かっていたんですが想定外がありました。
まず、雑誌はもちろん読みにくいです。
当然、雑誌は色使いによって強調するなどを前提に見やすさを決定していますので、
見にくくなるのは当然です。
しかし、想定外だったのは通常のカラー本。
ビジネス書でもこれが思った以上に多かったんですよね。
というか、最近増えて生きている感じがします。
その結果、青とか緑の箇所が存在していて、そこのカラーが薄くなり、
読みにくいんです。
上記の本も、説明文章中に強調部分の色が変わっているのですが、正直見えません・・・
文章の基本文字カラーが薄いなんて場合もあって、そうなると読めません。
3-2-2.大きな移動がしづらい
※ここに関しては、記事UP直前にスライドバーを出すことができる操作が分かりました!
下からスワイプすると出て来ます!分からない人も多いかと思うのでそのまま記載しておきます!
移動は、Kindleのスマホアプリの方がしやすいです。
特に、スマホアプリだとある「スライドバー」。
これで一気にざっくりと移動できるじゃないですか。
これができません。
代わりに、「移動」から「位置NO.」を入力してざっくりと移動することはできますが、
指でサッサッとできていたので、手間が増え煩わしいですね。
このあたりの操作改善は今後に期待です。
3-2-3.反応がまだ遅い
以前使っていたPaper Whiteとくらべれば、
Oasisは反応速度が良くなっています。
最新のPaper Whiteとの比較でも同様のようですね。
ただし、それでも遅いのは否めません。
最近のスマートフォンやタブレット反応を期待していると、
ストレスに感じてしまうでしょう。
広告付きモードなので、スワイプして開く工程で時間が少しかかるのが
地味に「うっ・・・」となるところです。
ただ、上記に挙げた点はいずれもPaper Whiteでも同様か、もっと悪かったりしますから、
Paper Whiteと比べる限りにおいては、マイナスではありません。
4. Kindle Oasis でなぜ読書ライフが想像以上に変わったのか?
ここまでで、Oasisを購入したことで僕の読書ライフが決定的に変わった2つの例を紹介しました。
・自動明るさ調整によって、寝る直前まで眠気を邪魔せず読書が出来るようになったこと
・ボタン機能によって、完全片手で読書が可能になり、より読書が「手軽なイメージ」になったこと
そして、最後にもうひとつあります。
それは、Oasisが持つ魅力の「上質さ」なんです。
4-1.上質さが、読書体験をも上質にする
とにかく、Oasisには素材感に高級さというか、洗練さがあるんです。
すると不思議なことに、Oasisを見るとふと自然に触りたくなります。
触る事で、せっかくだから開きます。
すると、何かを軽く読み始めちゃうんですよ。
結果、これまで以上に読書をする機会が増える、というサイクルができたのです。
AppleのMacbookなどを買ったことがある方は、その感覚が分かるかもしれません。
5.読書の価値を分解すれば、十分に価格差以上の価値がある
さて、ここまで読んだ方でも、
1万円以上の価格差を払う価値があるのかとなると、やはり迷う・・・
と考える方もいるかもしれません。
ここに関しては、個々人によってどう「価値」を感じるかは違います。
なので、その1万円があれば、もっと大事なことができる、
というのであればそちらにむしろお金を使うべきだと思います。
僕ももちろん迷いました。
しかし、その1万円の差を、「読書の価値」と比較してみた結果、購入を決断できたんです。
5-1.1万円で買えるもの
そう考えた時に、書き出してみましょう。
・ちょっと良い洋服
・普通のカバン
・安い電子レンジ
・飲み会2回分
・日帰り旅行ひとり分 などなど
比較して考えるのも分かりやすいかもしれません。
5-2.読書をする社会的価値は高い
社会人の平均勉強時間は1日6分。
これは、総務省の社会生活基本調査のデータで出されたものです。
つまり、1か月で180分です。
これ、もし読書しか勉強らしいことをしていない場合、
だいたい1冊を読む時間くらいかもしれません。
そう考えると、月に1冊しか読んでいない場合、
あくまで平均レベルなんです。
が、これが、1日20分になれば、ひと月で600時間。
3冊は読んでいて、かなりぐっと上位になるのではないでしょうか。
では、実際時間が増えただけで価値はないのかと言われると、そうでもありません。
上記は、2009年日経新聞の調査です。
年収800万円以上の人は、月額書籍購入費平均が2,910円。
一方、年収400万円~800万円の人は2,557円
400万円未満の人は1,914円という結果が出ています。
つまり、年収が高い人ほど本を多く買っている傾向がある、という事です。
もちろん、単純に読書をすれば年収が必ずあがるわけではありませんが、
学習によって新たな知識やスキルを身につければ、評価されやすくなることも事実です。
そう考えれば、やはり勉強しなければ年収は上がりにくいでしょう。
5-3.読書の最大の価値
ただ、僕は読書の最大の価値は、
「コミュニケーションが生まれる事」ではないかなと思います。
例えば、こんな感じです。
→家族で共有し、定期的に話し合うようになった
✔会議を円滑に進める方法を知った
→職場の会議でやり方の改善を提案し、評価された
✔最新のiPhoneアプリ本を読んで、有益なアプリを知った
→友達におすすめして、感謝された
読書をしていなければ広がらなかった交流が、できた手ごたえ。
これが最も実感しやすい読書の醍醐味かなと思います。
・・・と、読書自体の価値を深堀りし過ぎました笑
ただ、僕にとってOasisは、その読書時間を確実に増やし、生活の充実度を高めてくれているのをお伝えしたかったのです。
6.まとめ
ということで、最後にポイントをまとめます。
②なぜなら、Oasis固有の機能、大きい画面・自動で明るさ調整・ボタン・上質さが読書の壁を下げ、機会を増やしてくれるから
③読書時間が高まる価値が、1万円以上あるとあなたが考えられるならば十分に買い替える判断はあり
こんな感じです。
Kindleデバイスの購入を考えるヒントになっていれば嬉しいです。
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