01.カインズのストーンマーブルフライパンの率直レビュー
皆さんこんにちは!
リョウタです。
今回は、今年新たに導入したカインズの「ストーンマーブルフライパン」について
6か月実際に使って実感した率直な感想をお伝えしようと思います。
フライパン選びって、簡単なようで難しいですよね。
この記事を読んでいるあなたは、こんな悩みを持っているかもしれません。

・カインズのフライパンって、おしゃれだけど本当のところ使いやすいの?
・フッ素加工フライパンて、大丈夫なの?
僕がこれまで使ってきたフライパンは、
✅ニトリの格安フッ素加工フライパン
✅ティファールのフライパン※2つ使った
✅鉄のフライパン
✅ステンレスのフライパン
と、結構な種類を使ってきました。
が、どれも不満点があって、結局長続きせずリピートもしていない現状。
特に、鉄やステンレスは、玄人感を出したいと思って買ってみましたが、
上手く使えず・・・単なるミーハーで終わってしまいました。
今回のカインズ、ストーンマーブルフライパンはそんなフライパン達と
何が違うのか、現時点での僕の感想をまとめていきます。
・ストーンマーブルフライパンの6か月使ったメリットとは?
・フッ素加工フライパンでも安全に使い続ける方法 ※唯一のデメリット?
・CMでよく見る「取っ手が外せるシリーズ」を買うべきかどうかの判断
02.実際にマーブルストーンフライパンを使って感じたメリット3選
では、最初に使って良かったメリットからまとめます。
②おしゃれなデザイン
③こびりつきにくく、洗いやすい
02-1 軽くて持ちやすい
僕が購入した20㎝サイズのフライパンの重量は、510g。
これ、めちゃくちゃ軽いんですよ。
女性でも、全然振ったりできます。
仮に26cmサイズだとしても、620g。
一方、26㎝のティファールのフライパンの重さを見てみたら、
なんと1.08㎏。
この差は、持ってみるとめちゃくちゃ違います。
気になっている方はまずこの重さを他と比較してみて下さい。
また、持ち手の素材は木目調の樹脂製。
滑りにくい素材感なので、グリップしやすくて持ちやすいです。
02-2 おしゃれなデザイン
何と言ってもこのデザイン。
ありそうなんですが、意外と他ではない。
そんなおしゃれなデザインですよね。
ポップな感じのこのデザインが、
明るいキッチンをさりげなく演出してくれます。
持ち手の木目と、ネーミングらしく石っぽさのあるパンが素敵です。
02-3 こびりつきにくく、洗いやすい
使ってみて驚いたのが、本当にこびりつかないこと。
これまで、多くのフライパンを使ってきましたが、
これは一番だと感じました。
簡単なコゲとかは、水でさっと流すだけできれいになっちゃいます。
本当に。
また、説明ページには、金属へらを使った耐摩耗実験に200万回クリアした!とあります。
一体どんな実験かは分かりませんが、耐久性もありそうですね。
ただ、このあたりは実際にどうなるかはこれから1年、2年と使ってみてから判断ですね。
03.マーブルストーンフライパンは「フッ素加工」だが大丈夫?
では、デメリットは何もないのか?と言われれば、あります。
それは、「フッ素加工のフライパン」という事です。
フライパンの数ある素材の中でも、
「フッ素加工のフライパン」は最も安価で使いやすい部類である一方で、
本格派ではなく、むしろ料理の味を害したり、人体に悪影響すらあるという人もいます。
何を隠そう僕も、ストーンマーブルフライパンは、唯一その「フッ素加工」という点がネックでした。
しかし、よくよく調べてみると、使い方を間違えなければ、それほど大きな支障はないことが分かってきました。
03-1.フッ素加工フライパンが最も懸念される条件
フッ素加工フライパンの問題点は、その耐久性にあります。
他の素材と比べると、使える期間が短いため、「消耗品」と言われています。
そして、劣化し始めると、下記のような状態になります。
・焦げ付きやすくなる
・洗っても落ちなくなる
・料理の味に影響し始める
出来る限り、そうならないように長く使えるようにしたいものです。
結論から言うと、上記のような状態にせず長持ちさせるためには、
2つのポイントに最も注意しなければならない事が分かりました。
1つ目が、強火を使わない事。
2つ目が、空焚きしない事。
フッ素素材を使うメーカーが集まる日本弗素樹脂工業会という組織によれば、260度を超えるとフッ素が揮発し始める可能性があると指摘されています。
※ちなみにその温度のガスは有毒性はないそうです
※上記内容をまとめたライフハックブログ「さきまる」参考記事はこちら⇊

260度というと、水滴がそのまま綺麗に転がる温度ということで、空焚きを強火で一定時間行うとなってしまう温度です。
また、強火でなくても空焚きすること自体で、同様のダメージを与えてしまう可能性もあることが分かりました。
しかも、どうやら5分間の空焚きとなれば、人体にも悪影響が出てしまうという、化学製品PL相談センターの記事も。
実際使ってみると火の通りが良いので、中火でもかなり焼けますし、強い火力で長時間さらすのを避ける意識を持っておきましょう。
※化学製品PL相談センターの記事はこちら
03-2.フッ素加工のコーティング層と耐久性
また、フッ素加工は、商品によって何層もコーティングがなされており、フッ素加工フライパンを販売元であるデュポン社では、2層以上コーティングされたものを「テフロン加工」と呼んで区別しています。
この層が多ければ多いほど、耐久性が高いことになります。
では、カインズのストーンマーブルフライパンはどうなのかというと、
高密度3層ふっ素樹脂コーティング
と書かれています。
つまり、「3層」です。
デュポン社によれば、層の数によって、下記のようなランクを付けて分類しています。
この表からすれば、3層は最も多いボリュームゾーンに入っています。
最大層数は4層。
ただ、そもそも2層以下の格安なフッ素加工フライパンも含めれば、3層という層数は多い方ですね。
また、ストーンマーブルフライパンの「マーブル」とは、素材に大理石を混ぜている素材の名称です。
そうすることで、さらに耐久性を高めているようです。
そうしたことから考えれば、ストーンマーブルフライパンはハイミドルクラスといった位置づけでしょう。
それでこのお値段であれば、かなり良いのではないでしょうか?
※素材の説明に関するさらなる詳細は、元ホームセンター店員ほむせんさんの下記ブログを参照ください⇊

04.取っ手が外せるシリーズにしなかった理由
では最後に、なぜ取っ手が外せるシリーズにしなかったのかのお話をします。
カインズのCMなどで出てくるのはこの「取っ手が外せる」タイプです。
なので、「取っ手が外せる」タイプの購入を考えている方も多いと思います。
しかし、あえて僕は「取っ手が外せる」シリーズはおすすめしない、と断言します。
その理由は2つです。
04-1.意外と不安定
これが最大の理由なんですが、実際に店頭で触って振ってみたんです。
すると、「ん?」というレベルで、カタっとします。
決して外れると思うほどではなかったのですが、振る毎に少し揺れるんです。
たまたま?と思って何度も付け直してやってみましたが、結果は変わりませんでした。
料理は毎日触れるものだから、地味なストレスは避けたいです。
しかも、うまく振れずに具材がこぼれてしまうなんてことになったら、テンション最悪になりそう・・・と想像されました。。
04-2.手間が増える
さあ、フライパンで調理しよう!
となってサッと取り出せるのか、重なっている鍋類からフライパン用を取り出して、取っ手をくっ付けて調理へ、か。
小さな違いですが、調理への心理的なハードルをちょっと上げてしまいますよね。
やはり毎日使うものだからこそ、やろう!と思った時にサッと使えるようにしておくのは大切だと思うんです。
また、しまう時も同様ですよね。
外したり、重ねる手間はやっぱりかかっちゃいます。
05.まとめ
ということで、マーブルストーンフライパンを半年使った感想とメリットをまとめます。
②デメリットと思えるフッ素加工だが、空焚きと強火にさえ気を付ければ問題なし
③取っ手は外れない方がむしろ、ストレスレスでサッとすぐ調理できると判断
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