月皆さん、こんにちは!
日本茶スペシャリストのちくわんです^^
さて、本日は9月25日に「ガッテン」にて放送された”減塩”についてです。
いきなりですが、WHO(世界保健機関)が定める、塩分摂取量の基準量がどれほどか知っていますか?・・・はい、一律、1日5gです。
これに対して日本人の、平均塩分摂取量はなんと、、、9.9gです!
世界基準から考えると、ほぼ倍の塩分を毎日取っていることになってしまいます。
実際、イギリスでは減塩に取り組み、塩を取る量を1.4g減量に成功。
その結果、心筋梗塞や脳卒中で亡くなる方のリスクが4割減少したそうです。
本当なら、これは凄い!
そこで、今回のガッテンでは具体的な減塩方法が放送されていましたので、まとめていきます!
✔日本人の塩分摂取量が多くなる重要品目を知る
✔気軽に減塩できる食品を知る
✔我慢せず減塩できる方法を知る
ためしてガッテン 日本人の塩分摂取の現状を知るー減塩の厳しさー
まずは、日本人の塩分摂取の現状を把握し、原因となっている可能性の高い摂取量の多いものを把握しておきましょう。
まず抑えないといけないものが、調味料。
調味料だけで塩分摂取の約4割を占めています。
さらにその内訳をみてみると、醤油がトップで約2割。
さらに、食塩、味噌と続きます。
その他、隠れた塩分摂取品目は、多くの加工食品に含まれています。
味を調えるために使われる他、保存性や弾力性を高めるために使用されるため、多くの品目に気づかれずに入っています。
しかし、最近ではこうした加工品の中でも減塩をうたう商品が増えてきました。
ためしてガッテン 気軽に減塩できる食品を知る
そんな減塩商品は、実は塩分を減らしているにも関わらず、味は変わらないどころかおいしくなっている!という声がありました。
どうやって作っているのでしょうか?
それは「納豆のネバネバ」を粉にして入れているんです!
え?という感じですよね。
番組では、「塩味を強く感じさせる効果がある」と言われていましたが、なぜでしょうか?
元々納豆のネバネバ成分は、旨み成分であるグルタミン酸と糖からできています。
そのため、旨み成分が味を調えてくれているので、薄まったと感じずむしろ増した旨みの分、おいしく感じやすくなっているのではないでしょうか。
実際に、減塩になっている商品を載せておきますので、ご参考まで。
スーパーに置いてあるものもありますね。
ためしてガッテン流 誰でも減塩できる裏技とは
アメリカの科学雑誌『nature』に掲載された論文で、減塩のための知見が発表されたそうです。
論文の主なメッセージは、
穴が小さくなるだけで、まったく摂取量が変わる
というもの。
穴とは、塩が入っている容器に空いている、振りかけ用の穴のことです。
実際、番組で実験を行い、2つのテーブルで容器の穴のサイズの異なる塩入の容器がおかれた状態で、普通にゆで卵を食べてもらったところ、なんとどちらテーブルで食べても味は変わらずおいしかったと答えたのです!
番組では、こうしたことから人間の脳がある一定の塩分量からはそこまで差を感じられていないのではないかと指摘。

いやいや、味が薄いと思って念入りに塩を振っていたかどうかは説明していないじゃないか!
と、思ったのですが、実際両テーブルの塩分量には約3倍もの差が出来ていました!
刺身を醤油をつけて食べるのではなく、スプレーで食べる方法をゲストに試したところ、本当にスプレーでおいしく食べられたとのコメントで一致!
スプレーで醤油をかけると、2噴射でおいしかったとのコメント出たけれど、通常のお刺身を小皿のお醤油につけた時のお醤油量は、スプレー10噴射分と同じだそうです。
恐るべしスプレー!!
先の論文では、「我々が塩を振る行為は習慣だ」と指摘しています。
つまり「振る」必要はないのに、惰性で塩を振っているから止めても支障は何らないんだよと訴えているんです。
シンプルに、醤油ではなくお塩を加えたい時も、番組内では「水塩」を使うことを推奨していました。
どうやら日本では、醤油ができる前の庶民の調味料は、水塩だったそうです。
できた水塩をスプレーで使うことで、減塩できます♪
実際、おしゃれで人気のアイテムがあるようですね!
僕も買ってみます^^
ためしてガッテン 減塩の方法まとめ
では、改めて今回の番組内容のポイントをまとめます。
②減塩食品は、納豆のネバネバを使っているため、塩が減っても味は薄くない!
③スプレーなどを使うことで、味に大きな差がなく減塩ができる!

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