皆さん、こんにちは!
日本茶スペシャリストのちくわん(@ryounokanousei)です^^
今回は、自宅で手作り!「ミルクティーの作り方」をまとめたいと思います。
キーワードは、「大人の味」「本格的」です。
☑本格的で、甘さが無く茶葉の風味を楽しめるミルクティーの作り方が分かる
☑ティーポットを使って少量で作る方法が分かる
☑片手鍋(ミルクパン)を使って多めに作る方法が分かる
手作りミルクティーの作り方ー本格的な大人の味ー
まずは、ティーポットを使って少量で、かつ本格的なミルクティーを作る方法から。
大森教授の著書『お茶の科学』にて紹介されていた
茶葉の風味を感じられるミルクティー
を目指す方法です。
用意する物
・茶葉 3g ※ティースプーン山盛り1杯程度
・熱湯 120ml程度(1杯分)
・牛乳 テーブルスプーン1杯(量はお好みで)
・ティーポット・茶こし
作り方の手順
まずは、ストレートティーを作ります。
②ティーポットの湯を捨てます
③ティーポットに茶葉を入れてから、120ml程度の熱湯を注ぎます。

④茶葉によりますが、基本は3分程度は蒸らした方が良いです。
※目安は、茶葉が開いて沈んでいる状態
⑤茶こしで濾しながらティーカップに注ぎます
さて、ミルクティーにします。

②砂糖やハチミツをお好みでどうぞ
手作りミルクティーの作り方 ー多めに作るー
次に、片手鍋などのミルクパンを使って多めにミルクティーを作る方法をご紹介します!
いわゆる「ロイヤルミルクティー」と呼ばれる、牛乳と茶葉を一緒に煮出す方法です。
一気に作って家族で飲むなどに便利ですね。
用意する物
できるだけシンプルで、かつ茶葉の風味残る美味しいバランスでまとめます。
・作りたい量の1/50の茶葉
(今回、800ml作るので16g使用)
・作りたい量の半分の牛乳
(今回、800ml作るので400ml使用)
・作りたい量の半分の熱湯
(今回、800ml作るので400ml使用)
・片手鍋(ミルクパン)・茶こし
作り方の手順
今回は800mlを作る前提でいきます。

②お湯が沸いたら、茶葉を入れて1~2分ほど熱し茶葉を開かせ抽出させます
③残りの400mlの牛乳を入れます
④火を弱火にして、吹きこぼれないよう時々混ぜながら温め、表面がふつふつとしてきたら火を止めます。
※沸騰させてしまうと、牛乳のたんぱく質が茶葉を覆って抽出がされにくくなるとされています

⑤茶葉を濾しながら、容器に移せば完成です!お好みでお砂糖などを入れてください
手作りミルクティーに合う紅茶の茶葉
実際に、どんな茶葉でもミルクティーに使えるかというと、やはり合う合わないがあります。
ミルクティーに合う茶葉の特徴は、コクや苦み、風味などが強めな茶葉が該当します。
ミルクの風味とバランスが取れる茶葉が良いですね。
ミルクティーに合うリーフ銘柄の紹介
頭に入れておきたい主な銘柄を、3つ挙げておきます。
✔アッサム
インドの有名銘柄。芳醇な香りと濃い水色(すいしょく)、濃厚な味わいがミルクと合うので、ミルクティーの定番銘柄です。
✔ルフナ
スリランカ産。ハチミツを思わせる風味のある香りが特徴で、水色も濃いめです。ただし、味わいは中程度なので、ミルクティーでは味わいはミルク感を感じやすいものになる傾向があります。
✔ケニア
基本的に、アッサム系でCTC製法のものが多いため、ミルクに合いやすいです。オーガニック紅茶が多いので、オーガニック好きにお勧めですね。amazon品の評価が高い商品があって、僕も今気になっています。
いろいろな茶葉を試して、自分の好みの味を探すのも楽しいと思いますよ。
以下の記事に、各産地の茶葉の特徴をまとめています。
もし興味があれば読んでみて下さい。

手作り ミルクティーの作り方 まとめ
では、簡単にまとめますね。
②ミルク感たっぷりの保管用には、片手鍋を使って牛乳と熱湯を半々にし、煮詰める
③ミルクティーに合う主な銘柄は、アッサム・ルフナ・ケニア

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