若者が急須を買わない3つの理由

茶器

常滑焼 急須

若者が急須を買わない3つの理由

本日も、ご訪問ありがとうございます!

ちくわ男です^^

 

僕はメインでは急須を販売していますが、
僕の周囲の友人に聞きまわると、

「急須はもってないな~」
「持ってるけど、お客さんが来る用で
普段は使わないな~」

 

などなど、持ってない、
もしくは持ってるけどほぼ使わない、
という人しかいません笑

僕はいつも思います。

 

なんでやねん!!!!!

 

一人一人に対して、というよりは
今のこの年代(30代)前後で、
実家にはあるけど、
自分の家でわざわざはなぁ・・・
といった人口が増えているように
感じるのです。

コーヒーを自宅で飲む若者

一方で、コーヒーを自宅で飲む人は、
確実にいます。

 

ドリッパー使って飲む方もいるし、
インスタントで淹れてるという人もいます。

しかも、どうでしょう、
肌感覚で4割くらい!の人が、
自宅で自分で淹れているのです。

 

なぜ、ここまで急須のお茶習慣と
異なるのでしょうか??

急須で淹れるお茶が弱い理由

自分の周りの人を見て、
ヒアリングを簡単にしてみて、
問題の背景にあるものを考えています。

 

ざっと要点から行くと、
以下の3点だと考えております。

1)手間がかかるから

2)古臭いから

3)味がそんなに変わらない?から

1)手間がかかるから

茶葉を用意して、
お湯を沸かして、
急須を用意して、
急須に茶葉を入れて、
沸いたお湯を注いで、
少し待って、
湯呑に注いで、
淹れ終えたら茶葉を処理して、
洗う。

どうでしょう。
まあ、そこまで手間かどうかは、
人によるかもしれませんが、
習慣が無い人にとっては、
必要な行動ステップが多すぎる事は
一つの課題ですよね。

2)古臭いから

サザエさんをイメージしてください。

だいたい、サザエさんを思い出すと、
お茶は、フネさんが淹れて、
お父さんが飲んでますよね。

 

これが典型的な、
急須のお茶のイメージではないでしょうか。

なぜか、年配の方が飲むもの、
だから古臭くて、
だけどほっとする飲み物、
みたいなイメージがあります。

コーヒーを年配の人が飲むイメージって、
なくはないですが、
やっぱりそれほどないですよね。

3)味がそんなに変わらない?から

あとは、恐らくこれもでかいです。

だいたいの人がこう思ってませんか?

 

え、そこらへんのお茶なら、
味なんてそこまで変わらないでしょう?

あるいは、

お茶って、味がソフトで
味わうものって感じではないのでは?

という感じがあるのではないでしょうか。

 

確かに、ここもコーヒーと違うところです。

コーヒーは、はっきりした味です。
覚醒感も飲むとすごくある、
しっかりした味です。

インスタントとドリッパーで、
味も全然異なることも、
なんとなくイメージがありますよね。

 

けれど、お茶はそうでもない。
落ち着く味ですし、
急須でいれるお茶であれば、
それだけでペットボトルのお茶とは
異なるので、そのへんのお茶なら
それだけで良い味で、そんなに差が無い。

そんな感覚なのではないでしょうか。

急須で淹れるお茶の可能性

このままでは、
家庭から急須文化がなくなってしまいます。

 

急須ではないお茶を拡大させていく
方向ももちろん大切です。

けれども、日本独自に形成された、
急須というアイテムを使った
「煎茶」というオリジナルドリンクを
もっともっと魅力的にして、
日本人として誇れるドリンクにしたい。

 

この思いにチャレンジしたいと思っています。

 

そのために、お茶にできることは、
以下の方向性だと考えています。

1)急須で淹れるスタイルがおしゃれだ

2)日本人らしいシンプルライフの在り方

3)お茶は健康的にかなり良い

 

手間はある程度あって、
それでよいと思っています。
ドリッパーコーヒーと同じ。
手間があるからおしゃれだし、
頂く方もうれしい。

 

だけれども、淹れやすくするデザインへの
追求はやめてはいけません。
現代らしさと伝統のバランスを
常に求め続ける必要があります。

 

そして、お茶がこれからの
健康時代には不可欠なアイテムだと
確信しています。
生活習慣病、ガン、肥満、免疫力・・・
あらゆるものに対する効果が、
徐々に証明されているのです。

まさに、これから。
これからが来る前に、
その火が消える事だけはないように、
僕は、今日も尽力を尽くすだけです。

 

本日は以上!
ではでは、ごゆるりと。

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