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みなさん、こんにちは!

お茶活動家、ちくわん(@ryounokanousei)です。

 

本日はちょっぴりお茶に興味を持ってくれた方向けに
お茶の雑学
をお届けします。

これだけ知っていれば、普通の人以上にお茶に詳しい側になること間違いなしです!

※以下、『お茶の科学』参照

1.お茶は椿のお仲間

いきなりですが、

お茶ってなんですか?

と聞かれたら、どうしましょう。

手元にペットボトルがあれば、これだよ!と言えそうですが、言葉で説明してみましょう。
ずばり、

ツバキ科カメリア属に分類される植物

のことで、学名を

カメリア・シネンシス

と言います。

カメリアとは椿の意味。
椿のお仲間なんです。

比べてみると、確かに椿の葉とお茶の葉は形など似てますかね??

椿⇊
椿

お茶の葉⇊
茶葉

2.お茶の種類は様々?実は2種類しかない

さて、そんなお茶なのですが、その種類は?と聞かれたら、
緑茶と紅茶とウーロン茶と・・・
と沢山思い浮かぶかもしれませんね。

でも、それは全部間違いです。

上記に挙げたお茶も含めて、現在飲用で飲まれているお茶の葉は、
大きく2種類しかないんです。

その2種類とは、中国種とアッサム種です。

中国種は葉が小さいのが特徴。
日本のお茶もこっち。

一方で、アッサム種は葉がデカい。
大体3~5倍くらいサイズが違います。
こちらは、紅茶によく使用されています。
中国種とアッサム種

3.お茶といえば緑茶?それは日本だけのお話。

僕らが住む日本では「お茶」と聞くと、緑茶を思い浮かべる人が多いはず。

でも世界的に見ると、全く間違い!

なんと、世界のお茶生産量の7割が「紅茶」なんです。

 

緑茶を飲むのは一部の国で、
中国・日本・ベトナム・ミャンマーが主。

イギリスやインド、アフリカ各国では紅茶が飲まれているんです。

 

ちなみに、茶葉の生産量では、中国が1位・インドが2位・日本は8位で世界の1.6%のみ。

 世界の茶葉生産量グラフ

4.お茶の分類は、「発酵」で決まる

さきほど、お茶は2種類の茶葉から生まれると言いました。
では、紅茶とかウーロン茶って、何が違うの?
ずばり、

製造方法の違い

もっと言えば、

発酵具合の違い

から分かれています。

では、結論からまとめちゃいますね。

≪お茶の分類≫
緑茶・・・非発酵茶
ウーロン茶・・・半発酵茶
紅茶・・・発行茶
プアール茶など・・・後発酵茶
簡単に言えば、緑茶は発酵させないもの、
紅茶は発酵させるもの、ウーロン茶はそれを途中で止めたもの、という感じです。
 
しかし、お茶の世界で言う「発酵」とは実は、微生物が関与しないものなので、厳密には「発酵」ではないのです。
 
でも、実際に微生物を関与させちゃおう!と作られたお茶もあります。
 
それが、プアール茶など。日本では、地域に根差した高知の「碁石茶」や富山の「バタバタ茶」などがあります。
 
これらを、紅茶の「発酵」と区別して「後発酵」と名付けられています。

5.まとめ

ということで、改めてお茶の雑学をまとめますと、

1)お茶は椿のお仲間だ!
2)お茶の種類は2種類のみ
3)世界のお茶の7割は紅茶
4)お茶の分類は「発酵具合」で決まる!
こんな感じです。
 
どうでしょう、少しは知っていたものもあったでしょうか。
もしあれば、スゴイです!
 
ということで、本日は以上!
 
では、ごゆるりと。

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